知ってますか?賢い脂肪の燃やしかた
「有酸素は20分以上続けないと、脂肪が燃えない」
これは、誇張された表現です。
たしかに、有酸素のスタート直後は、脂肪の割合が40%前後で、糖の方が多く使われます。
そのあと徐々に、体脂肪が血中に放たれ、20分を過ぎたあたりからメイン燃料に。
1時間の運動でならしてみると、脂肪と糖が半分ずつ燃やされるイメージです。
そこで注意すべきは、心拍数。
以下の計算式で、体脂肪を減らすための目標心拍数はわかります。
220-年齢=最大心拍数
最大心拍数×0.6〜0.7=目標心拍数
このくらいの心拍数でやれば、もっとも脂肪の燃焼効率が良くなります。
心拍数がモニターできない時は、もっと簡単なみきわめ方をしてください。
それは、隣の人と話しながら、できるか。
喋れないほど息が上がるような運動では、いつまで経っても脂肪がエネルギーの主軸を担えません。
逆に、歌いながらできるようだと、もうちょっと速度を上げたほうがいいでしょう。
ちなみに、日常生活での脂肪の利用率は、約5割。
つまり、仕事でも家事でも、普通に脂肪は使われてます。
ある意味で、酸素を吸ってカロリー消費してれば、すべて有酸素。
構えず気張らず、普段の活動量を稼ぐ意識も大事です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
※薬を服用中の方、持病のある方、健康に不安のある方は、まず主治医にご相談ください。
3時のおやつにビーフジャーキー
定番おつまみのビーフジャーキーは、間食としても使えるダイエット食。
30gあたりのPFC
95kcal・タンパク質16.4g・脂質2.3g・糖質1.9g
糖質と脂質は少なく、半分以上がタンパク質。
酸素を運ぶ鉄分や、新陳代謝を助ける亜鉛など、ミネラルも多く含みます。
噛みごたえのある食品は、咀嚼が自然と多くなり、少量で満腹感が得られるのも利点。
頻繁に運動するダイエッターなら、塩分もそれほど控える必要ありません。
食事制限により塩の摂取が少ないうえ、汗をかくと、ナトリウムは排出されるからです。
それでもなお、むくみなどが気になる方は、減塩タイプをおすすめします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
※特定の栄養素の過剰摂取は、健康を損なう可能性もあります。
※薬を服用中の方、持病のある方、健康に不安のある方は、まず主治医にご相談ください。
タンパク質は痩せるための栄養素
ダイエット中も、制限してはいけないタンパク質。
肉類、魚介類、大豆製品、乳製品に多く含まれます。
1日に体重×1〜2gは、筋肉量を維持し、基礎代謝を守るため必要です。
糖質のように血糖値を上げず、脂質ほどのカロリーもありません。
(糖質とタンパク質1g4kcal、脂質1g9kcal)
摂取カロリーの約30%は、食事後に熱として放出され、もっとも体脂肪になりにくいとされています。
(食事誘発性熱産生:糖質約6%、脂質約4%)
たしかに、糖と同じ働きをするアミノ酸も一部あるため、厳格な糖質制限(ケトジェニック)中は、摂取量に注意です。
(タンパク質→体内で分解→アミノ酸)
でもそれ以外は、総摂取カロリーの25〜30%程度を、タンパク質から摂ってください。
髪、爪、皮膚の健康を、保つのにも欠かせません。
摂り過ぎより、不足が問題になる栄養素です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
※特定の栄養素の過剰摂取は、健康を損なう可能性もあります。
※薬を服用中の方、持病のある方、健康に不安のある方は、まず主治医にご相談ください。
試して探す!マイベストダイエット
摂取カロリー<消費カロリーを前提に、三大栄養素の摂取割合を整えるのが、ダイエットの基本です。
平均的なカロリー摂取比率
タンパク質(P)15%
脂質(F)25%
糖質(C)60%
糖質を制限するなら
タンパク質(P)30%
脂質(F)60%
糖質(C)10%
脂質を制限してもOK
タンパク質(P)30%
脂質(F)10%
糖質(C)60%
全体的に満遍なく
タンパク質(P)30%
脂質(F)20%
糖質(C)50%
もっとも体重の減りが早いのは、お米、パン、麺、砂糖を控える糖質制限。
体内の糖質タンクが空になると、糖に結合していた水分が抜けるためです。
週に2〜3kg落ちることも、珍しくありません。
体脂肪が大きく減少するわけではないですが、モチベーションを維持しやすい利点があります。
ただ、日本人にとって、愛着が強い白いご飯。
昔からの食習慣は、たやすく変えられないかもしれません。
そこで、グラムあたりのエネルギー量が最大の、脂質をカットするのも合理的な方法。
(脂質1g=9kcal、タンパク質と糖質1g=4kcal)
揚げ物、炒め物、肉の脂身、乳製品を食べない生活が、苦にならないなら向いています。
もし、糖質と脂質のどちらも、大きくは制限したくないなら、全体のカロリーをバランス良く減らしても大丈夫です。
効果の出かたはゆっくりですが、コツを掴めば、無理なく長く続きます。
どの栄養素がエネルギーとして燃やされやすいかは、遺伝的な要因に左右されるのも事実。
したがって、2〜4週間ごとに基本戦略を変化させ、自らのタイプを知るのも有効な手段です。
計画的にエネルギー代謝の軸を変えれば、マンネリによる停滞期も避けられます。
知ってるつもりでも、意外に分かってないのが自分自身のこと。
まずは気楽に、どんどんトライしてみましょう。
好み・ライフスタイル・遺伝子で、ベストなダイエット方法は決まります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
※特定の栄養素の過剰摂取は、健康を損なう可能性もあります。
※薬を服用中の方、持病のある方、健康に不安のある方は、まず主治医にご相談ください。
正しい糖でダイエットは加速する!
ストイックにも、メリハリは大切。
動くためには、エネルギーが必要です。
たとえ糖質制限中であっても、運動前には糖質を摂って下さい。
筋内の糖タンクが空のままだと、筋分解による「糖新生」が起こります。
筋肉を削りながらの運動ほど、虚しいことはありません。
したがって、1時間あたり30〜50gの糖質は、あらかじめ補充しておきましょう。
また、どのくらい前に食べるかでも、適した食品は変わります。
1時間前→おにぎりやうどんなどデンプン系
30分前→バナナ、桃、みかん、キウイなど果物系
直前〜運動中→スポーツドリンク、エネルギーゼリー、クラスターデキストリン、BCAAなどサプリ系
タイムリーな糖質補給は、体脂肪を増やさず、筋肉を守り育てる正しい行為。
ダイエットを加速させる、アクセルです。
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※特定の栄養素の過剰摂取は、健康を損なう可能性もあります。
※薬を服用中の方、持病のある方、健康に不安のある方は、まず主治医にご相談ください。
むくみに一撃!カリウムの働き
暴飲暴食のあと体重が急増したら、それはおそらくむくみのせい。
ドカ食いの翌日に、カリウム食品を摂りましょう。
体内の塩分が増えると、濃度を薄める水分の蓄積も進みます。
むくみの原因となるナトリウムを、体外に追い出すのがカリウムの役目。
野菜、果物、ナッツ、海藻、豆、芋に豊富です。
なかでもダイエッターは、低糖質・低脂質なものを選ばなければいけません。
納豆、小松菜、ほうれん草、キャベツ、枝豆、トマト、わかめ、長芋、ブロッコリーあたりがオススメ食品。
意外なとこではコーヒーも、カリウム食品のひとつです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
※特定の栄養素の過剰摂取は、健康を損なう可能性もあります。
※薬を服用中の方、持病のある方、健康に不安のある方は、まず主治医にご相談ください。