知ってますか?賢い脂肪の燃やしかた
「有酸素は20分以上続けないと、脂肪が燃えない」
これは、誇張された表現です。
たしかに、有酸素のスタート直後は、脂肪の割合が40%前後で、糖の方が多く使われます。
そのあと徐々に、体脂肪が血中に放たれ、20分を過ぎたあたりからメイン燃料に。
1時間の運動でならしてみると、脂肪と糖が半分ずつ燃やされるイメージです。
そこで注意すべきは、心拍数。
以下の計算式で、体脂肪を減らすための目標心拍数はわかります。
220-年齢=最大心拍数
最大心拍数×0.6〜0.7=目標心拍数
このくらいの心拍数でやれば、もっとも脂肪の燃焼効率が良くなります。
心拍数がモニターできない時は、もっと簡単なみきわめ方をしてください。
それは、隣の人と話しながら、できるか。
喋れないほど息が上がるような運動では、いつまで経っても脂肪がエネルギーの主軸を担えません。
逆に、歌いながらできるようだと、もうちょっと速度を上げたほうがいいでしょう。
ちなみに、日常生活での脂肪の利用率は、約5割。
つまり、仕事でも家事でも、普通に脂肪は使われてます。
ある意味で、酸素を吸ってカロリー消費してれば、すべて有酸素。
構えず気張らず、普段の活動量を稼ぐ意識も大事です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
※薬を服用中の方、持病のある方、健康に不安のある方は、まず主治医にご相談ください。