もはや義務?運動後の回復食はダイエッターの務め!
たとえダイエット中であっても、運動後の回復食は大切です。
くわえて運動直後は、もっとも太らない時間でもあります。
勇気を出して食べましょう。
とくに、糖質とタンパク質は欠かせません。
激しく体を動かしたあとなら、おそらく体内の糖タンクは空っぽで、筋肉は傷つきボロボロになった状態です。
犠牲を払ったぶん、脂肪も燃焼できてはいますが、心身の消耗はかなりのもの。
枯渇した糖タンクの補充はもちろん、弱った筋肉のケアを急がなければ、体全体の回復が遅れます。
かりに運動後、何も補給しなければ、筋肉は分解され小さくなってしまいます。
疲れやダルさも、なかなか抜けません。
運動強度や継続時間によって必要量は違いますが、まず筋トレ後は、何よりタンパク質です。
体重×0.3g~0.5gを目安にしてください。
体重60㎏の人なら、タンパク質30gが目標です。
プロテインドリンクなら、食欲がなくても摂れるでしょう。
さらには、体重×0.8~1gの糖質が意外に大事。
使ったぶんの糖ストックが補填されるほか、プロテインの吸収も速やかになります。
糖質補給の選択肢としては、水分とビタミンが同時に摂れる果物や、果汁100%ジュースが理想です。
もし甘い物に飢えているなら、運動後の回復食として、チョコやプリンを食べてもOKとしましょう。
いっぽう有酸素のあとは、それほど筋肉が損傷してないと思います。
筋分解を防ぐ意味で、アミノ酸のEAAかBCAAを、3~5gほど摂っておけば十分です。
やはり糖タンクの回復は重要なので、たとえば有酸素を1時間したら、その後すぐ糖質30~50gを補ってください。
疲労回復のスピードが、違ってきます。
そして筋トレと有酸素の両方とも、終了から1~2時間後に、決められたカロリーの範囲内で、糖質・脂質・タンパク質・ビタミン・ミネラルが全て揃った食事をすること。
これでリカバリーのための、栄養戦略はバッチリです。
体調を万全に整えるのも、ダイエッターの務め。
疲れたままでは、痩せられません。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
※特定の栄養素の過剰摂取は、健康を損なう可能性もあります。
※薬を服用中の方、持病のある方、健康に不安のある方は、まず主治医にご相談ください。