ダイエット中でもOK!おにぎりを食べる理想の時間とは
ダイエット中の運動は、空腹でも満腹でもない状態でおこなうのが理想です。
腹ペコではすぐバテてしまい、結果的に運動量が稼げません。
さらには、足りないエネルギーを捻出しようと、筋肉が溶けてしまいます。
また、お腹いっぱいなのも問題で、運動で血液が筋肉に集まると、内臓がスムーズに動かなくなり、腹痛や消化不良の原因になります。
運動中のおもなエネルギー源は、糖と脂肪。
したがって運動前には、てっとり早く使えてすぐ燃やせる、糖質を摂っておきましょう。
脂肪より代謝しやすく、手早く燃料に変わるのが糖エネルギーの魅力です。
体内ではグリコーゲンという形で、筋肉に約300g、肝臓に約100gがストック可能。
もし、運動前にグリコーゲンタンクが満たされていれば、運動全体のボリュームも増やせますし、筋肉の犠牲を減らしつつ体脂肪を燃やせます。
運動開始の1時間前くらいなら、具なしおにぎりがいいでしょう。
具材に脂質やタンパク質が含まれると、吸収に時間がかかるからです。
運動の30分前であれば、キウイ、桃、バナナ、ベリー類など、やわらかく消化しやすいフルーツがおすすめ。
みずみずしい果実は、水分摂取も同時にできるのがメリットです。
運動直前に摂るなら、糖質ゼリーやスポーツドリンクにしてください。
水分補給をかねて、運動中にちょっとずつ飲むのも正解です。
運動1時間あたり、糖質30~50gが目安の量。
たとえダイエット中であっても、運動で使うぶんは別腹です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
(特定の栄養素の過剰摂取は、健康を損なう可能性があります)
(疾患をお持ちの方、薬を服用中の方、健康に不安のある方は、まず医師にご相談ください)