無制限ではない!タンパク質の落とし穴
「摂取カロリーの25〜30%は、タンパク質から」が、ダイエット中のPFC比率における合言葉。
筋肉・髪・爪・皮膚の健康に関わるほか、酵素や神経伝達物質の材料にもなるからです。
食事誘発性熱産生が30%もあるので、食べたカロリーの約3割は、食後に熱として放出されます。
体脂肪への変換コストも約20%あり、摂取カロリーの多くが、脂肪に変わる前に失われるお得な栄養素。
糖質や脂質と比べ、もっとも太りにくいと言えます。
とはいえ無制限に、摂っていいわけではなく、そこは難しいところ。
とくに糖質制限中は、要注意です。
タンパク質は分解されてアミノ酸になると、その一部が糖になってしまう弱点があります。
インスリンも分泌されるので、タンパク質を過剰摂取してしまっては、何のため糖質を控えてるかわかりません。
やはり、ダイエットで大事なのは、程度や加減。
タンパク質の上限は、PFCの30%までとしてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
※特定の栄養素の過剰摂取は、健康を損なう可能性もあります。
※薬を服用中の方、持病のある方、健康に不安のある方は、まず主治医にご相談ください。