まさか!お米を食べても痩せられる!?
ダイエットの基本は、アンダーカロリー。
摂取カロリー<消費カロリーの状態を、継続する必要があります。
なかでも、1gあたりのカロリーが9kcalと最大の、脂質を制限するのがローファットダイエット。
糖質(1g4kcal)、タンパク質(1g4kcal)と比べて、倍以上もカロリーがある栄養素から、カットしていく方法です。
脂質が体脂肪に変換される時のカロリーロスは、約2〜4%とほとんどありません。
糖質やタンパク質が、体内の脂肪細胞へ蓄えられる際には、約20〜25%のカロリーが、変換コストとして失われます。
外貨の両替に手数料がかかるように、三大栄養素を体脂肪に変えるために、エネルギーが取られるイメージです。
さらには、食事後に熱として放出されるカロリーを、食事誘発性熱産生(DIT)といいますが、脂質のDITはたった4%。
(タンパク質約30%、糖質約6%)
ほとんどムダなく、体内に残ります。
つまり、もっとも太りやすいといえる脂質を、なるべく制限するのが、ローファットの戦略。
まずは、揚げ物や炒め物をやめて、肉の脂身と乳製品を食べないだけでもOKです。
慣れてきたら、摂取カロリーに占める脂質の割合を、10%程度まで抑えて下さい。
糖質やタンパク質は、大きく減らさなくても大丈夫。
お米が恋しいダイエッターに向いた方法です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
※特定の栄養素の過剰摂取は、健康を損なう可能性もあります。
※薬を服用中の方、持病のある方、健康に不安のある方は、まず主治医にご相談ください。