【朗報】暴飲暴食しても凹まないでOK!
ダイエット中に1〜2日で変化した体重は、ほとんどが水分の増減です。
糖質は体内で、3〜4倍量の水と結合します。
なので糖を多く摂った翌日は、その数倍の水分が貯留して、ムクむのです。
たとえば糖質400gが体にストックされるときは、約1.2ℓの水とセットで蓄えられます。
もしあなたが糖質制限をしていて、体内の糖質タンクがカラカラのときに、多量の糖が流し込まれたらどうなるでしょう?
乾いたスポンジが、水を吸い込むような現象がおこるはず。
一時的な、水太りになるわけです。
しかも、糖質が枯渇した状態からの高糖質食は、通常の2~3倍の量が筋肉などに蓄積されます。
これはマラソン選手などが意図しておこなう、カーボローディングの仕組みと同じ。
スタミナを要求されるスポーツ選手が、あえて糖質摂取の波をつくって、エネルギー量を増やすテクニックです。
たとえ運動で大量にカロリー消費しなくても、糖は普通の生活で次々に使われますし、それに応じて水分も抜けていきます。
暴飲暴食した日の翌朝に、体重が急増していても、なんら落ち込むことはないのです。
ぎゃくに、糖質を完全にカットした食生活を始めると、体内の糖質ストックはドンドンと減り続けます。
糖と結合してる水分も抜けるため、短期間で一気に数㎏が落ちることもあるわけです。
ただしこの場合、体脂肪はほとんど減ってないので、ヌカ喜びはできません。
ダイエッターが気にしないといけないのは、体重の増減以上にその内訳。
筋肉が減っても、水分が抜けても、体重は落ちるからです。
体脂肪は1㎏あたり7200kcalもある、頑丈なエネルギーの塊。
たとえ1㎏であっても、すぐに燃やせるほどヤワではないですし、もちろん数日で増えることもありません。
体脂肪は1日にしてならず、ダイエッターに一喜一憂は禁物です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
※特定の栄養素の過剰摂取は、健康を損なう可能性があります。
※薬を服用中の方、持病のある方、健康に不安のある方は、まず医師にご相談ください。