果物の王様キウイは朝がゴールデンタイム
果物の王様キウイの武器は、ビタミンだけではありません。
食物繊維、ミネラル、タンパク質など17種類の栄養素を、どれだけバランスよく含むかをランク付けした「栄養素充足率スコア」が、トップクラス。
1個(90g)のカロリーも、約50kcalと低く、ダイエットの邪魔にはなりません。
警戒すべき糖質量ですが、100gあたり11〜13gと、果物の割には少なめ。
1日1個までなら、許容範囲といえます。
くわえて、食物繊維を約3g含むキウイは、血糖値の上昇が緩やか。
GI値の低い果糖がメインなのも、プラス要素です。
なにより、ビタミンCが1個で100gも摂れるのは、最大の強みでしょう。
これは、レモンの2倍の量です。
Cは加熱や水洗いで目減りしやすいビタミンですが、皮をむいてそのまま食べられるキウイには、ほとんど損失がありません。
関節を守るコラーゲンの生成や、酸素を運ぶ鉄の吸収を良くする働きもあり、運動をするダイエッターにとってありがたい栄養素です。
ほかにも、血行を改善するビタミンEや、タンパク質の消化を助けるアクチニジン、活性酸素に抗うポリフェノールまで含むスーパーフルーツ。
水溶性食物繊維が多いので、お通じを整えるのにも適していて、塩分を排出するカリウムも豊富です。
おすすめの食べ方は、朝食でヨーグルトに入れて。
「朝のビタミンは金」ですし、起床後すぐの糖質は午前中の活力となります。
また乳製品には、血糖値の急上昇を抑制する作用もあるため、キウイとの相性は抜群。
水溶性食物繊維に、カルシウムの吸収率を上げる効果も期待できます。
そして、甘みを足すなら、善玉菌が喜ぶオリゴ糖が入ったハチミツです。
気になる糖質も、朝であれば許されます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
(特定の栄養素の過剰摂取は、健康を害する可能性もあります)
(疾患をお持ちの方、薬を服用中の方は、主治医の指示に従ってください)