鶏一羽ぶんの栄養が凝縮!?卵の滋養はケタ違い!
完全栄養食ともいわれる卵は、栄養バランスに優れたダイエット食材。
歌舞伎役者の市川海老蔵さんが、ゆで卵で20kg減量し、あらためて脚光を浴びました。
含まれない栄養素は、ビタミンCと食物繊維のみ。
つまり、不足分を補う野菜や果物と合わせれば、全栄養素をコンプリートできてしまいます。
卵には鶏一羽分をつくる滋養が、ひと通り揃っているのです。
高タンパク(1個6.4g)なのはもちろん、糖質量は少なく(1個0.2g)、適度な脂質(1個5.4g)で満足感もあります。
カロリーは、1個約80kcalと栄養価の高さに反してリーズナブル。
ゆで卵なら携帯しやすく、間食としても便利です。
心配なコレステロールですが、最近では「食べ物で摂るコレステロールが、血液中のコレステロール値に与える影響は大きくない」という考えが有力です。
体質に問題がなければ、1日最大2個を目安にしましょう。
タンパク質の吸収が良いのは、生卵よりゆで卵。
しかしビタミンの吸収率では、生卵に分があります。
総合的に栄養が吸収されやすいのは、温泉卵や半熟卵と覚えてください。
固く茹でた卵より、消化・吸収に要する時間も短くできます。
赤色卵は白色より栄養がありそうですが、親鶏の品種が違うだけ。
栄養価に違いはありません。
値段の違いは、食べるエサの量の差です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
(特定の栄養素の過剰摂取は、健康を損なう可能性もあります)
(疾患をお持ちの方、薬を服用中の方、健康に不安のある方は、主治医の指示に従ってください)