ダイエット偏差値が急上昇!キュウリに含まれる痩せ酵素とは
キュウリは、世界でいちばんカロリーの低い野菜として、ギネス認定されています。
そのため「もっとも栄養のない野菜」と揶揄されることも。
重量の約95%が水分で、カロリーは100g(小さい1本)あたり14kcalしかありません。
けして栄養がないわけではなく、余ったナトリウムを排出するカリウムや、血糖値の急上昇を抑える食物繊維などを含んでいます。
さらに最近は、ダイエット界が注目する成分も見つかりました。
それが「ホスホリパーゼ」です。
脂肪を分解する酵素のひとつですが、キュウリに含まれるものは他の食材と比べて、分解力が強いといわれています。
おすすめの食べ方は、お漬物やピクルス。
食前に1本齧っておけば、ホスホリパーゼも摂れますし、お酢と食物繊維の働きで血糖値の急上昇が防げます。
歯ごたえがあるので噛む回数が多くなり、早く満腹感が得られるのも嬉しい要素。
ホスホリパーゼの細胞壁は、かみ砕くと破れて吸収されやすくなります。
おやつ代わりにピクルスを、ポリポリするのもいいアイデアです。
ほかには、キュウリのぬか漬けもおすすめ。
米ぬかに豊富な水溶性ビタミンのB1が、キュウリの水分によって、漬ける前の約10倍に増えるためです。
糖質からエネルギーを作るB1は、ダイエッターに欠かせません。
さらに米ぬかは、キュウリのカリウムを3倍にし、ビタミンCを1.5倍に増やすスゴい能力も持っています。
ただし気になるのは、ぬか漬け100g中に含まれる5.3gの塩分。
推奨される塩分摂取量は、1日あたり男性8g未満、女性7g未満なので、食べる量には気をつけましょう。
ぬか漬けには、生きたまま腸まで届く植物性乳酸菌など、メリットがたくさんあります。
キュウリは断じて、栄養価の低い水分の塊などではありません。
むくみ改善のカリウム、血糖値上昇を抑制する食物繊維、そして脂肪分解酵素のホスホリパーゼ、、、
旬の夏は過ぎましたが、ダイエット界からアツい注目を浴びています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
(特定の栄養素の過剰摂取は、健康を損なう可能性もあります)
(疾患をお持ちの方、薬を服用中の方、健康に不安のある方は主治医の指示に従ってください)