インスリンヒエラルキー
筋肉を鍛えておけば、多少の糖質を摂っても、体脂肪は増えません。
その鍵を握るのが、インスリン。
血液の中のブドウ糖(=血糖)を回収し、筋肉、肝臓、体脂肪に収納するのが仕事です。
糖を収める先には優先的順位があり、それをインスリンヒエラルキーといいます。
筋肉→肝臓→体脂肪の順番で、収められるのが正常な流れ。
ほかが満杯になり、行き場を無くした糖が、最後に行き着く先が、体脂肪だと考えてください。
インスリンが安全運転をしてる限り、ヒエラルキーは守られ、太る心配もそれほどありません。
問題が起こりやすいのは、運動習慣のない人です。
体をあまり動かさない生活は、筋細胞のインスリンに対する感受性を下げ、筋肉が血糖の受け入れを拒否するようになります。
つまり、インスリンヒエラルキーが、崩れてしまうのです。
毎日、少しずつでもかまいません。
筋肉に適度な負荷を与え、インスリン感受性を高めておく生活を!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
※薬を服用中の方、持病のある方、健康に不安のある方は、まず主治医にご相談ください。