食べるダイエットラボ

全てのダイエッターを応援するブログ/

ダイエットは秒で動け!現状維持バイアスの巧妙な罠

「ダイエットは明日から」の、明日は永遠にやってきません。

 

「現状維持バイアス」が働くからです。

 

時間をかけて考えると、やらない理由ばかり出てくる。

 

そんな、経験ありませんか?

 

挑戦して手に入れるより、失敗して失くすほうを、脳は重大と感じます。

 

たとえば「1万円を拾った」と、「1万円を落した」経験を比べると、失ったほうを長く覚えているのです。

 

失敗や挫折を、極端に避けたがるのは、自然な脳の機能ともいえます。

 

人類史の、ほとんどを占めるのは原始時代。

 

当時は、新しい土地に移動するのも、命がけでした。

 

ケニア, サバンナ, サファリ, アフリカ, 荒野, 国立公園, 自然, 風景

 

ケガ、天候、飢え、外敵など、様々なリスクがあったからです。

 

そのため、「冒険はしない!安定こそがベスト!」という、脳内プログラムができたとされています。

 

それが「現状維持バイアス」の起源です。

 

バイアスとは、考えの偏り。

 

「明日からダイエットしよう!」と決意しても、脳内の原始的な部分は嫌がります。

 

だから、やらない言い訳ばかり、浮かんでくるのです。

 

本能にブレーキをかけられては、なかなか前に進めません。

 

気持ちに「待った!」がかかるより先に、動きましょう。

 

最初の一歩は、ベイビーステップでOKです。

 

テーブルのお菓子を、片づける。

 

「ダイエット動画」を、検索する。

 

目的をもった行動は、脳の報酬系を刺激します。

 

側坐核という部分から、やる気ホルモンのドーパミンが分泌され、気分は徐々に高まるはず。

 

じっくり戦略を練るのは、あとからでも遅くありません。

 

「現状維持バイアス」は、ダイエットに仕掛けられた落とし穴。

 

原始の脳に捕まる前に、行動です。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

※薬を服用中の方、持病のある方、健康に不安のある方は、まず主治医にご相談ください。