木になるエナジーバー!運動前にバナナが良い理由
糖質制限的に微妙な果物ですが、運動の前後だと話は変わってきます。
なかでもバナナは、糖質補給に適した食材。
1本あたり約20gの糖質を含みますが、その内容がきわめて多彩です。
デンプン、果糖、ショ糖、ブドウ糖と、時間差でエネルギーに変わる数種類を含むので、終盤のガス欠を起こさせません。
運動中の糖質切れは、筋肉が溶けて糖になる「糖新生」を誘発します。
筋肉量の減少は、基礎代謝の低下に直結し、リバウンドの原因になるため困るのです。
それを未然に防ぐ糖質補充は、ダイエッターにとって、もはや義務。
1時間の運動に対し糖質30~50gが目安のため、バナナ2本くらいが適度な量。
消化に20分ほどかかるので、スタートの20〜30分前に摂ってください。
くわえて運動後にも、筋肉の回復に、糖質摂取が推奨されます。
体重×1gが一般的ですが、1時間ほどの軽いウォーキングなら、バナナ1~2本で十分でしょう。
また糖質は、栄養素の吸収を良くするため、プロテインとの相性はバツグンです。
ビタミンB6も多く含むバナナは、タンパク質の代謝をスムーズにする要素が豊富。
さらにはトリプトファンが、安眠ホルモンのメラトニンを増やし、睡眠を助けるオマケもついてきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
※特定の栄養素の過剰摂取は、健康を損なう可能性があります。
※薬を服用中の方、持病のある方、健康に不安のある方は、まず医師にご相談ください。