まだ飲むのに抵抗ある?筋トレ超初心者のためのプロテイン講座
生きていくためにプロテインは必要ですが、筋トレ後は、なおさらです。
体を構成する成分の、60%は水分。
残り40%のうち、半分の20%を占めるのが、プロテインです。
水分を除けば、体の大部分を作る構成要素。
筋肉、髪、皮膚、爪もプロテインでできていますし、酵素、ホルモン、神経伝達物質もプロテインを原料にしています。
筋トレとは、基本的に筋肉にダメージを与える行為。
筋繊維に細かなキズをつけたり、筋肉内の代謝環境を低下させたり、、、
ケガをしない程度に、筋肉を攻撃することで、様々な反応を引き出します。
たとえば、筋繊維が太くなる、神経の伝達が良くなる、脂肪分解ホルモンが分泌されるなど。
筋トレによりストレスを受けた筋肉は、その回復のための材料として、プロテインを欲しがるのです。
もし、そこで十分な供給がされなければ、修復作業がうまくできず、破壊されたまま萎縮してしまうことになりかねません。
筋トレ直後に、プロテインパウダーを摂るのは、いまや常識。
筋肉の回復力は、トレーニングが終了して60〜90分後に、ピークとなるからです。
プロテインパウダーが、体内でアミノ酸に変わり、いつでも使える状態になるのもちょうどその頃。
プロテインとはいい方を変えれば、タンパク質です。
パウダー以外にも、肉、魚、卵、大豆製品、乳製品に多く含まれてます。
ではたとえば、筋トレが終わってすぐに、肉や魚を食べるのはどうでしょう?
たしかに、プロテインはしっかり摂取できます。
ただ消化・吸収に、時間がかかるのです。
肉や魚のプロテイン成分が、分解されてアミノ酸になり、それから筋肉のために使われるまで数時間を要します。
筋肉のタンパク質合成がピークに達する、筋トレ終了から60〜90分後に間に合いません。
だから多くのトレーニーは、吸収の良いプロテインパウダーをドリンクにして飲みます。
筋肉がもっとも欲しがる時間に、遅刻させないためにです。
終了から30分以内に飲んでおけば、ピークタイムを逃しません。
もしそこで、タイムリーなプロテイン補給がなければ、きっと筋肉は痩せてしまうでしょう。
そうなると何のための筋トレか、わからなくなりますよね?
一般的に、筋トレ後のプロテイン量は、20〜30gが適量とされています。
溶けが良く、吸収も早い、ホエイプロテインを選んでおけば間違いありません。
そして何より大切なのは、30分以内のゴールデンタイムを外さないことです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
※特定の栄養素の過剰摂取は、健康を損なう可能性もあります。
※薬を服用中の方、持病のある方、健康に不安のある方は、まず主治医にご相談ください。