食べるダイエットラボ

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食べないと太る!?食事で消費を増やす3つのコツとは

1日の食事回数を多くすると、消費カロリーが稼げます。

 

じつは食べること自体も、ダイエットの一部。

 

咀嚼や消化などで、熱として発散されるエネルギーがあるのです。

 

食事そのものでカロリー消費することを、食事誘発性熱産生(Diet Induced Thermogenesis)といい、DITと略します。

 

これは1日の消費カロリー全体の10%を占める、貴重なエネルギーの使い道。

 

たとえば、毎日2000kcalを消費する人だと、だいたい200kcalは食事で使っていることになります。

 

これを運動に換算すると、ウォーキング60分相当です。

 

つまり食事の回数を増やすと、その都度、咀嚼や消化などで、熱を産生する機会が与えられるということ。

 

食べる度に、噛む動作はともないますし、内蔵も仕事をするため起動するからです。


でも、そのぶん多く食べてしまっては、摂取カロリーが増えて、ダイエットの意味がなくなります。

 

本来は3食で摂るはずのカロリーを、4〜6回に分けるのが、DITをフル活用する正しいやり方。

 

くわえて、DIT反応を取りこぼさないためには、押さえておくべき3つのコツがあります。

 

1.タンパク質を多くする


じつは三大栄養素はそれぞれに、食事で熱になる割合が違うのです。

 

タンパク質がもっともお得で30%、糖質が6%、脂質は4%。

 

たとえ同じ摂取カロリーでも、これだけの差があります。

 

タンパク質のみを摂取した場合は、カロリーなんと30%オフ。

 

各栄養素が混在した食事のDITが、10%になります。

 

2.噛む回数を増やす


噛む動作も、一種の運動と考えてください。

 

たくさん噛むことで、交感神経が活性化して、消費カロリーがアップします。

 

満腹中枢が刺激され、少量で満足感がえられる効果も。


また咀嚼は、リズム運動にもなるため、気持ちを落ち着かせるセロトニンも分泌されやすくなります。


3.朝にたくさん食べる


DITは朝が高く、夜にかけて低くなっていきます。

 

朝ご飯が、いちばんその恩恵を受けるのです。

 

「朝は王様のように食べよ」という格言もあります。

 

もし食べ過ぎてしまっても、その日のうちの帳尻合わせは容易です。

 

活動量を増やして、調整するのもいい考え。

 

「夜の食事は太る」の定説には、DITが低くなっているからという理由もあります。

 

以上が参考にしてほしい、3つのコツ。

 

DITを、毎日うまく稼働させることができれば、ダイエットはもっと楽になるはずです。

 

食べる端から、カロリーが熱として放出されるという大サービス。

 

ダイエッターなら、見逃す手はありません。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。